フロッグポッドの社内オンライン勉強会の改善をやってみた
こんにちわー!久野です!
最近では、落ち着いたように見えた、コロナウイルスも、また増加してきてしまっていますね。
現在フロッグポッドでは、蔓延防止措置の延長もあって、基本的にはリモート勤務で業務をしております。ただリモート勤務になると、やはりコミュニケーションのとり方も大きく変わりますよね。。
これまでは、出勤日があり社内での勉強会もオフライン開催が中心で、コミュニケーションも取りやすく開催しやすかったのですが、リモート勤務に切り替わり、オンラインでの勉強会を開催してみて、参加者同士のコミュニケーションが取りづらいなと感じてしまいました。
しかしながら、会を重ねるごとに慣れなかったオンラインでの勉強会も、社内の方々の貴重な意見を反映させていき、いい方向に改善できてきました!!
そんなわけで今回は、「オンラインでの勉強会についての改善」というテーマでブログを書いていこうと思います!!
【事前準備について】
環境構築の問題が起きないよう配慮しよう!
社内勉強会では、実装の前準備として必要なファイルや読み込みをセットした状態にしてからZipファイルを渡し、「環境構築にはまってスタートできないよ!!」というトラブルを回避するようにしています。
というのも、初期の勉強会で環境系のトラブルで無駄な時間を費やしてしまった経験がありました。。コードを実装する実践型の勉強会では特に注意して事前準備をしなければいけないと身にしみて感じました!
下記の画像のように全ての必要ファイルをセットにした状態にして準備して渡しておけば、環境構築系の問題はすこしは避けられるのかなと思い、配慮するようにしています!
【Zipで渡すフォルダ】
Visual Studio Codeで実装する以外にも、より実践する環境を整えやすい「CodePen」というサービスも利用しています。 Code Penは用意した課題のURLを共有するだけで、他のユーザーもそのコードを編集し試すことができるので非常に強力なツールです。
環境構築に対しての準備を怠ってしまうと、なかなか勉強会が開始できない事態になってしまうため、事前に問題が起こりそうな部分に関しては、整えた状態でスタートできるように配慮することが重要だなと感じました!
【おすすめのコミュニケーションツール】
「SpacialChat」を使い、オンラインでも会話しやすい環境を整える!
最初は、Teamsでビデオ通話をつなぎ、勉強会を開催していましたが、オンライン独特の「一方通行感」をすごく課題に感じてしまいました。。。
オンラインの勉強会って、皆さんがどんな状況か分からないので、なんとなく不安になってしまいませんか??また、最初は動画を教材として勉強会を開催していたこともあったのですが、動画の音声をかき消してしまうため、参加者同士での会話が生まれづらく風通しが悪くなってしまいました。。
そういった課題を解消するためにも「SpacialChat」というコミュニケーションツールを導入し、風通しを良くして、話しやすい環境が生まれるようにコミュニケーションツールを変更してみました!
このツールの利点として、各々の画面を共有しながら会話ができるというメリットがあります。そのため、画面を共有しあった状態で勉強会を進めれば、全体の進捗状況を把握しながら会を進行できます。
また、画面が共有されている状態で勉強会が進むため、「こういう実装方法もあるよ!」といった紹介であったり、助け合いも気軽にでき、非常にコミュニケーションを活発化してくれるツールなのでおすすめです!!
一点だけ、SpaticalChatを使うにあたっての注意事項があります!
SpaticalChatの特性として、ユーザー同士の距離が離れると会話ができなくなってしまうという特性があります。ただ、ユーザ全員が下記の画像のスピーカーボタンを押せば、距離が離れていても会話が可能になります!!
参加者全員の画面の共有をする際は、共有された画面同士が重ならないようにユーザ同士で少し離れる必要があるのですが、スピーカーボタンを押せば、ユーザー間の距離が離れていても会話が可能になり、SpaticalChatの特性による、「距離が遠いと会話できない」という問題も気にせず勉強会を継続できます!!
また、SpaticalChatでは、他のユーザーも遷移できるリンクを貼り付けることができたり、Youtubeの動画も流せることもできるので、オンライン勉強会において非常に強力なツールになること間違いないです!!無料枠でも十分に活用できるので、ぜひ使ってみてくださいね!!!
【勉強会の題材について】
勉強会で行う題材については、扱うテーマをいくつかに小間切れ化させて、間延びしないよう設定していくほうがよいのかなと感じました。
例えば下記のようにスライドをいくつか用意しておき、スライドの中で「テーマ」「課題(ConePenで用意した課題)」「ヒント」といった構成で用意すれば、参加者の方も何を目的として勉強しているのか、どんな「キーワード」で調査すればよいのかわかり、テーマごとに学習が収束しやすくなり、まとまり感が出るなと感じました。
あと、一つのテーマが短く完結するので、勉強が進んでいる感も出る気がします(笑)
また、勉強会の中で脱線するタイミングが何度かあるのですが、そこで一つのキーワードから末広がりで知識が広がることもあったので、いい方向にはどんどん脱線し、関連づく周辺の知識もまとめて習得できたら非常にいい勉強会になるなと感じました!!
フロッグポッドの勉強会ではよく脱線します(笑)そして、脱線するたびに知識を共有しあい、関連する技術もみんなで勉強することができています!(笑)
【最後に】
オンラインの勉強会は少しコミュニケーションが取りづらいですが、参加者の方が気兼ねなく会話できたりできる風通しが良い環境を整えることができれば、その声を反映させて、いい方向へとどんどん改善できるなと感じました!!
「こういうことを学んでみたい」とか、「こういうことが足りていないよね」という発言を勉強会の中で何回か拾うことができました。そういう声を元に、扱うテーマや方向を変えてみて、みんなが興味をもって参加できるように常に変えていくことが勉強会では重要だなとわかりました!
リモート勤務が増え、直接のコミュニケーションが減ったとしても、勉強会を通じてコミュニケーションが量を補える側面もあるなと感じたので、技術力向上だけを目的とするのではなく、参加者の方が気軽に会話しながら楽しめる勉強会を目指していけるよう改善していけたらベストだなと感じています!!!
ここまで読んでいただきありがとうございます!以上久野の記事でしたー!!
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